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2009.12.05 Saturday
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2008.10.13 Monday
東京国立博物館で開催中の「大琳派展」へ行ってきました。
混んでいると聞いていましたが、入場に時間はかかりませんでした。
ただ、会場内はもちろん混雑していました。
小さな作品は鑑賞するのも一苦労。
ただ、琳派の作品は比較的大きな襖絵が多いので、近くに行けなくても十分鑑賞できます。
日本画はあまり詳しくないのですが、印象に残っていることをいくつか。
・養源院の「杉戸絵」4枚。
3年前に養源院でも観ましたが、こうして展覧会会場で観ると細部までじっくりと鑑賞できる気がします。
どちらで観てもインパクト十分な作品です。
・黒い「月」
背景が金色の作品が多いためか、黒や紺で描かれた「月」が何点か見受けられました。
もちろん白い月もありましたが。
しかも、満月とか半月とか三日月とかではなく、19日目くらいの中途半端な形の月が多かった気がします。
・金地と銀地
琳派というと金地というイメージでしたが、銀地の作品もありとても新鮮でした。
・「デザイン」
「プロダクトデザイン」という言葉を使いたくなるような作品がたくさんありました。
現在見てもかっこいいものばかりです。
琳派についてはもう少し勉強して、もう一回観に行きたいです。
meg
2008.10.09 Thursday
日本橋三越本店・新館7階ギャラリーで開催中の、「パリ・ドアノー ロベール・ドアノー写真展」へ行ってきました。
2006年10月にパリ市庁舎で開催され、大変好評だった個展の日本巡回展だそうです。
私が初めてドアノーの作品を知ったのはテレビ東京系の「美の巨人たち」です。
2005年12月3日放送「キスを巡る四つの愛の物語」特集にてコレッジョ、アイエツ、クリムトの作品とともに紹介されていました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/f_051203.htm
しかし、私が知っているドアノーの作品は実はこれだけです。
何の知識も無い状態で会場へ行きました。
まず感じたのは「人」に関心があった人だということ。
パリの有名な建築や街並みがメインではなく、あくまでパリに住む人々の日常が写真に収められていました。
同じフランスのアンリ・カルティエ=ブレッソンの写真はよく「決定的瞬間」という言葉で表されます。
ドアノーの作品も、「決定的瞬間」を収めた作品が多いです。
その中でブレッソンと違う点を挙げるとすればやはり「パリの人びとの日常」にこだわっているということ。
ドアノーの写真からはパリを愛する彼自身の人柄までもが写真からにじみ出ているようです。
ユーモアのある作品ばかりでとても和みました。
百貨店での展覧会なので規模は小さめかと思っていました。
が、200点の作品が所狭しと展示されています。ボリュームがあるしっかりとした展覧会です。
ただし、ちょっと展示の仕方が見づらかったです。工夫してあるのはわかるのですが。
また、BGMもちょっといらなかったかなー。
ですが、お勧めの展覧会です。会期は13日までなのでお早めに。
*気に入った作品が載っていなくてちょっと悲しいですが、図録もおすすめです!!
meg
2008.10.04 Saturday
オラファー・エリアソンをご存知ですか?
数年前の原美術館での個展はまだ記憶に残っている方も大勢いるはず。
この作品は「beauty」というものです。
エリアソンは光や水など、自然のものを使ってインスタレーションを行っているアーティストです。
インスタレーションなので、なかなか彼の作品に対面するのは難しいんです。
「常設」されている作品が少ないのです。
でも今、NYで彼の新作が公開されています。
10月13日まで。あと1週間ですね。情報が遅くて恥ずかしい限りですが・・・
olafur eliasson nycwaterfalls
http://nycwaterfalls.com/
beautyに少し通じるところのある作品ですね。
NYの方たちが羨ましいです。
http://jp.youtube.com/watch?v=rKSNyswMuAw
http://jp.youtube.com/watch?v=Ld4NGHHbISY
↑youtubeに動画もたくさんアップされてます。
meg