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最近ブログを再開して思いましたが、
ここ1年で趣味?興味のあるもの?
が結構変わったのかな、と思っています。
根幹は変わっていないと思います。ただ、それを乗せる表現媒体についてです。
というのも、去年まではとにかく「アート」、とにかく「美術館」だったわけです。
アートと一言で言ってもいろいろあるけど、映像作品はあんまり興味のないほうでした。
そんな私が最近は映画をよく観ます。
仕事が早く終わったー、とか今週末何しよー、となると、
以前は美術館の閉館時間を調べていましたが、
今では真っ先に映画の時間を調べています。
映画のいいなーと思うところは、
「あの映画よかったよ。是非観に行ったほうがいいよ。(もしくはDVD観てみなよ。)」
という会話ができることです。
美術館の展覧会は、巡回もあるとはいえ「場所」「時間」の制約がとても大きいです。
美術館て閉館時間も早いし、慣れてない人にとっては気軽に行ける場所ではないと思うんです。
その点映画は場所の制約が少なく(渋谷でも六本木でも新宿でも見れるわけです)、
時間的な制約も少ない。さらにDVDにもなるしね。
そういう意味で「共有する」ことができます。
(もちろん映画好き人口はアート好き人口よりも圧倒的に多いというのもありますが・・・)
アート作品は基本的に共有することが難しいと思っています。
私は展示空間・展示方法も大事な作品の一要素だと思っているので、
図録や画集などはあくまでも「お土産」的要素が強いと捉えています。
(つまり、それ単体では「作品を鑑賞した」とは決して言えないと思います。この点がDVDとは位置づけが違います。)
アートがもっと一般的になるには、どうやって「共有」できるかということががやはり一番大きいんでしょうね。
学生の頃は「いろいろなアーティストを紹介する場を作る」=「財団運営?ギャラリー運営?」みたいなことが目標だったりしましたが、
それに加えて「作品を共有する場」を設けるのもとても大事だと感じる今日この頃。
meg